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なるようになるさ

腎臓病の発覚に至るまで

私の腎臓病が発覚したのが中学2年の冬でした。今でも当時の事を鮮明に覚えています。

腎臓病が発覚するまで学校を一度も欠席する事もなく健康優良児だと本人だけでなく周囲も思っていたはずです。

 

症状が出始めたのが中学1年でサッカー部に入部してしばらく経ってからでした。サッカー中に頻脈が発生しひどい眩暈が生じました。ただ、呼吸を整えると頻脈がすぐ収まるためしばらく放置しました。

また、足の親指の付け根が強く痛む事もあったのですが、部活で痛めたのだろうと考えていました。後で分かった事ですが、腎臓が障害され尿酸の排泄量が低下したことによる痛風の発作でした。

 

そんな症状が度々生じていたのを無視して1年くらい経った後、サッカーの練習試合で頻脈とひどい眩暈が生じて倒れました。その後、すぐ病院に行ったところ、クレアチニン値が1.4 mg/dL超で緊急入院する事になりました。

その後、精密検査を実施し逆流性腎症と診断され、闘病生活が始まりました。

 

ちなみに、中学校では尿検査があったもののタンパク尿は陰性でした。恐らく逆流性腎症を発見するのに向いている検査ではないのでしょう。IgA腎症や糸球体腎炎、ネフローゼ症候群などの疾患であれば比較的早期に発見できたと思います。